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ダメ押し弾演出も…CSKA本田、太股痛で交代

[ 2013年5月13日 06:00 ]

<ロコモティフ・モスクワ・CSKAモスクワ>前半、攻め込む本田圭佑

ロシアリーグ第28節 CSKAモスクワ4―1ロコモティフ・モスクワ

(5月12日)
 またしても日本のエースがケガを負った。本田はアウェーのロコモティフ・モスクワ戦でリーグ戦2試合ぶりに先発出場したが、3点リードの前半だけで交代。試合後、スルツキ監督は「本田は太腿が痛くなったようだ。大したことがないと信じている」と負傷交代だったことを明かした。

 2点リードの前半43分、本田はダメ押し点を演出した。ゴール前中央で鋭い切り返しから右足シュート。GKのこぼれ球をMFバグネル・ラブが押し込んだ。同17分には左サイドからの低弾道クロスに合わせて豪快な左足ボレー。7日のロシア杯準決勝ロストフ戦では延長戦を含めて120分間フル出場し、この日も切れのあるプレーを見せていた。調子を上げてきた直後の負傷だった。

 ケガの程度は不明で、指揮官は「次の試合には出られるだろう」と語った。だが、2月には左足首を痛めて約2カ月離脱するなど、近年は負傷に悩まされている。この日は2位のゼニトがロストフ戦で引き分けたため6季ぶりのリーグ優勝は19日のクバン・クラスノダール戦に持ち越し。勝てば文句なしに優勝が決まる大一番に出場できるか気掛かりな状態だ。復帰が遅れれば、6月4日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦にも影響を及ぼすことになる。

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2013年5月13日のニュース