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バルサ宿敵ドローで覇権奪還 4戦残して決定

[ 2013年5月13日 06:00 ]

<バルセロナ・ベティス>得点を喜ぶバルセロナのメッシ(左端)ら(5日)

 スペイン、リーガ・エスパニョーラ第35節の4試合が11日に行われ、2位のレアル・マドリードがエスパニョールに1―1で引き分けたため、この日試合がなかった首位バルセロナの2シーズンぶり22度目の優勝が決まった。4試合を残すバルセロナは勝ち点88。同81のRマドリードは残り2試合で逆転する可能性がなくなった。

 バルセロナのリーグ覇権奪還が決まると、同市中心部には約1000人のサポーターが集まって優勝を祝った。この日試合のなかった選手はツイッターでコメント。FWメッシ=写真、ロイター=は「このタイトルを祝えてうれしい。みんなおめでとう」。11日が誕生日のMFイニエスタは「29歳とリーグ戦の制覇。最高のプレゼントだ」と喜んだ。

 46ゴールで得点ランクを独走するメッシがチームをけん引。グアルディオラ前監督を引き継いだビラノバ新監督が唾液腺がん治療のため離脱した期間も、エースがリーグ新の19試合連続得点を挙げる活躍でカバーした。一方でメッシへの依存度が高まり過ぎた弊害も露呈し、ケガの影響で本調子でなかった欧州CLは準決勝で敗退した。続投が決まっているビラノバ監督は「選手を大幅に入れ替える必要はない」と語っているが、メッシ頼みという課題を克服するためにオフはブラジル代表FWネイマール(サントス)らの補強に動くことになりそうだ。

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2013年5月13日のニュース