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興梠 公約通りの古巣戦決勝ゴール!浦和3位浮上

[ 2013年5月11日 21:03 ]

ゴールを決め喜ぶ浦和の興梠

J1第11節 浦和3―1鹿島

(5月11日 埼玉)
 「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」と銘打たれた浦和―鹿島が11日、埼玉スタジアムで行われ、浦和が3―1で逆転勝ちした。浦和は勝ち点20として、鹿島を抜いて3位に浮上した。鹿島は3月30日以来7戦ぶりの黒星を喫した。

 先制したのは鹿島。後半18分、鹿島は野沢がドリブルで攻め込み、DFをかわして左足でゴール左隅にシュートを決めた。だがその3分後、今度は右CKに浦和の那須が頭で合わせて同点に。さらに、後半33分には梅崎のクロスに、ゴール前で興梠が頭で合わせて逆転に成功。興梠がオフサイドだったと鹿島選手が抗議も、得点が認められた。浦和は後半44分にも原口がドリブルで攻め込み、ペナルティエリア手前から相手DFの足の間を抜いてシュート、GKが弾いたこぼれ球を詰めた梅崎が押し込み3点目を決めた。

 昨季まで鹿島でプレーしていた興梠は、シーズン前にサポーターの前で宣言していた「鹿島戦で得点を取る」の公約を守り、うれしい勝利。試合後には古巣との対戦は「ちょっとテンパった部分もあった」としながらも「移籍する時に、鹿島のサポーターに何も言わずに移籍してしまったので、8年間ありがとう、とプレーで伝えたかった」と語り、「点を取ってチームの勝利に貢献できたことがうれしい。サポーターの声援が後押ししてくれた」とスタジアムを埋め尽くした浦和のサポーターたちに感謝していた。

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