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バイエルン バルサに2戦7―0圧勝!CL12季ぶりVへ王手

[ 2013年5月3日 06:00 ]

バルセロナに勝利し、決勝進出を記念したTシャツを着て喜ぶバイエルンイレブン

欧州CL準決勝第2戦 バイエルン・ミュンヘン3-0バルセロナ

(5月1日)
 昨季準優勝のバイエルン・ミュンヘンが歴史的大勝で12季ぶり5度目の優勝に王手をかけた。1日、敵地でバルセロナに3―0で完勝。大会準決勝で史上最大得点差の2戦合計7―0で2季連続で決勝へ進んだ。25日にロンドン・ウェンブリー競技場で行われる決勝はドルトムントが相手で、初のドイツ勢対決。一方、FWリオネル・メッシ(25)が出場しなかったバルセロナは欧州カップ戦でクラブワーストの大敗を喫し、2季連続の準決勝敗退となった。

 史上最強と言われたバルセロナを完膚なきまでに叩きのめした。7点差勝利は、11年マンチェスターUの5点差(6―1シャルケ)を超える準決勝新記録。ハインケス監督は「メッシのいないバルセロナが別のチームという意見は否定しない。だが、7―0で勝つとは誰も思わなかったに違いない」と胸を張った。

 スター軍団が個人プレーに走らず、規律を守り献身的にプレーするのが強みだ。組織的守備網で相手得意のパスを寸断。ボールを奪うとスピードのある両サイドで1対1の場面をつくり、後半のロッベンの先制点、その後リベリが演出したダメ押しの2点につなげた。ロッベンら前線の4人全員が11キロ以上を走り守備でも貢献した。過去3年で2度の準優勝。ロッベンは「4年で3度目の決勝。今度こそ勝つ」と“シルバーコレクター”返上へ力を込めた。

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2013年5月3日のニュース