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バルサドローも…メッシCL逆転決勝へ復調アピール弾

[ 2013年4月29日 06:00 ]

<ビルバオ・バルセロナ>ビルバオ戦でゴールし喜ぶメッシ

リーガ・エスパニョーラ第33節 ビルバオ2―2バルセロナ

(4月27日)
 リーガ・エスパニョーラ第33節4試合が27日に行われ、首位を独走するバルセロナは敵地でビルバオと2―2で引き分け。優勝決定は次節以降に持ち越されたが、途中出場のFWリオネル・メッシ(25)が1得点1アシストを挙げ、大逆転を狙う5月1日の欧州CL準決勝第2戦(対バイエルンM)に向けて復調を印象づけた。また2位Rマドリードは3位Aマドリードとのダービーを2―1で制した。

 バルセロナのエースが復活を告げるゴールを挙げた。勝った上で2位Rマドリードが敗れれば、2季ぶり22回目の優勝が決まるビルバオ戦。1点を追う後半13分からリーグ戦4試合ぶりに出場したFWメッシが一気に流れを変えた。同23分、相手選手3人をドリブルでかわして左足で今季リーグ戦44点目となる同点ゴール。その2分後にはDFダニエウ・アウベスの右クロスを頭で落としてFWサンチェスの得点をアシストした。終盤に追いつかれて優勝は持ち越しとなったが「何よりメッシが復調してきたのがうれしい」というサンチェスら同僚を喜ばせた。

 23日の欧州CL準決勝第1戦でバイエルンMに0―4とまさかの大敗を喫した。メッシはフル出場したものの右太腿裏負傷の影響で運動量が極端に少なく、スペイン紙マルカから「消えた」と酷評された。この日は得点以外にも、後半15分に約50メートルのドリブル突破を見せるなど復調をアピール。欧州CL決勝進出には5月1日の準決勝第2戦で5点差以上の大勝が必要だが、ロウラ助監督は「メッシはケガから回復してきており、100%に戻れば逆転への大きなオプションになる」とエースに“奇跡”の実現を期待した。

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2013年4月29日のニュース