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W杯決勝会場の改修終了 ロナウドVSベベットでお祝い

[ 2013年4月28日 09:59 ]

改修を終えたマラカナン競技場

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で決勝が行われるリオデジャネイロのマラカナン競技場で27日夜、改修工事終了を祝う記念イベントと親善試合が行われた。

 収容人員は7万8838人となるが、観客席設置作業などが残っており、この日の入場者はルセフ大統領や招待客ら約3万人。音楽などのショーの後、元ブラジル代表でW杯の大会組織委員会メンバーのロナウド氏とベベット氏がそれぞれ元有名選手を率いて対戦した。

 6月2日の国際親善試合、ブラジル―イングランドで一般客を入れて運用し、日本代表も出場する6月のコンフェデレーションズカップでは決勝などを行う。16年五輪では開会式・閉会式の会場となる。

 完工予定は昨年末だったが、作業員のストライキや周辺の開発などに反発する住民によるデモが頻発して遅れ、改修費用は約5億ドル(約490億円)に膨らんだ。(共同)

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