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D・ルイス劇的FK弾!チェルシー 敵地で2発先勝

[ 2013年4月27日 06:00 ]

バーゼル戦の後半ロスタイムに勝ち越しのFK弾を決め喜ぶ、チェルシーのDFダビド・ルイス(右)

欧州リーグ準決勝第1戦 チェルシー2-1バーゼル

(4月25日)
 欧州リーグ準決勝第1戦は25日に2試合が行われ、チェルシーとフェネルバフチェが先勝した。昨季欧州CL王者のチェルシーは敵地でバーゼルに2―1で勝利。後半ロスタイムにブラジル代表DFダビド・ルイス(26)が直接FKで決勝点を決めた。また、フェネルバフチェはホームでベンフィカに1―0で勝利。第2戦は5月2日に行われる。

 昨季の欧州CL初優勝に続く2季連続の欧州カップ戦制覇へ、チェルシーが劇的な勝利で決勝進出に王手をかけた。後半43分に同点に追いつかれ、4分あったロスタイムのラストプレー。正面やや左、約25メートルのFKを蹴ったのはMFマタではなく、DFダビド・ルイスだった。相手の壁4人の右に立った味方MFオスカルがよけた“穴”を低い弾道で抜いて、相手GKの手をはじいて右隅に決勝ゴール。「試合の最後のキックで点を取れたことは素晴らしい」と歓喜した。

 今季唯一残ったタイトル獲得のチャンス。欧州CLでは前季王者として史上初の1次リーグ敗退の屈辱を味わい、国内でも無冠が確定。今季限りで退任するベニテス暫定監督は「自分のキャリアのためにも、チェルシーのためにもタイトルが欲しい」と頂点だけを見据えた。

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2013年4月27日のニュース