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増嶋 豪快先制弾!28歳バースデー翌日に自ら“祝福”「たまたま」

[ 2013年4月23日 21:12 ]

<柏・貴州人和>ゴールを決めガッツポーズを見せる柏・増嶋
Photo By スポニチ

ACL1次リーグH組 柏1―1貴州人和

(4月23日 柏)
 ドローでも1次リーグ首位が決まる一戦。前半はともに決め手を欠いて臨んだ後半6分、決めたのはDF増嶋だった。MFジョルジ・ワグネルの右からのFKが貴州人和守備陣に当たり、ゴール正面にこぼれた球を豪快にけり込んだ。

 「(ゴールは)狙っていた。(貴州人和が)下がるのが早かったので、“サボって”後ろにいました」と冗談めかして言った増嶋だったが流れを読んでの見事なポジショニングだった。チームは1次リーグで首位独走していたが、相手は捨て身で来るとあって「気の抜けない試合だった」と振り返った。試合は貴州人和に追い付かれはしたものの、きっちり勝ち点1を確保。増嶋は「決勝トーナメント進出が決まってよかった」と安どの表情を見せた。

 前日22日に28日の誕生日を迎えたばかり、自らのバースデー弾には「たまたまです」と謙虚。夫人はロンドン五輪女子バドミントン代表で現役を引退した潮田玲子さんとあって、注目はパートナーに行きがちだったが、この日のゴールはその存在感を大きくする一撃となった。

 決勝トーナメントに向けては「昨季悔しい思い(決勝T1回戦敗退)をしているので、借りを返して優勝を目指します」と力強く宣言した。

 ▽柏・ネルシーニョ監督 (決勝トーナメント1回戦で敗退した)去年の経験が、われわれのACLの捉え方を変えた。日本を代表して戦っているので、このベスト16進出は非常に価値がある。内容と結果は十分ではなかったが、ご褒美をもらえた

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2013年4月23日のニュース