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浦和“自滅”初黒星 3位後退…槙野「精神的にはキツい」

[ 2013年4月21日 06:00 ]

<大宮・浦和>前半ロスタイム、ピッチの外での治療を終えた浦和・那須(左から2人目)だったが審判からピッチに入る許可が下りず不満そうな表情

J1第7節 浦和0―1大宮

(4月20日 NACK)
 浦和が今季初黒星を喫し、3位に後退した。相手の堅い守備に本来のパスサッカーを展開できず、前半ロスタイムの失点も不運ではなく“自滅”だった。

 競り合いで出血した那須がピッチ外での治療を終え、各選手が主審にピッチ復帰をアピール。出血者がピッチに戻るには主審の止血確認が必要になる。主審が試合を続行させていたのであれば、ボールをタッチラインの外に出すなどして止めればよかったが、それをやらなかったため1人少ない隙を突かれて失点。槙野は「何回かボールをタッチライン外に出すチャンスもあった。それをしなかった自分たちのミス」と悔やんだ。

 前半27分には原口が腹部打撲で交代し、さいたま市内の病院で精密検査を受けた。次戦のACL広州恒大戦(24日)出場は微妙で、那須も鼻骨骨折の可能性が高い。「ダービーだったし精神的にはキツい」と槙野。負けられない戦いで負った“傷”は深い。

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