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長友 緊急帰国で手術の可能性も 長ければ復帰まで6カ月

[ 2013年4月16日 06:47 ]

カリアリ戦の後半、交代でベンチに戻り険しい表情を見せるインテル・ミラノの長友佑都

 インテル・ミラノは15日、日本代表DF長友佑都(26)がミラノ市内の病院で検査を受け、「左膝外側半月板損傷」と診断されたと発表した。

 今後は緊急帰国して手術する可能性もある。その場合、半月板の損傷度合いにもよるが、復帰まで最低でも1~3カ月、長ければ6カ月かかることもある。

 3月26日のW杯アジア最終予選ヨルダン戦は1―2で敗れ、長友不在による穴の大きさが浮き彫りになったが、6月の最終予選2試合(4日オーストラリア戦、11日イラク戦)も長友を欠くのは確実となった。W杯前哨戦のコンフェデ杯への出場も絶望的。ザックジャパンが再び窮地に陥った。

 ▼馬渡正明氏(佐賀大医学部整形外科教授、鳥栖チームドクター)半月板は痛めた箇所によって治療方針が変わる。関節に近い位置であれば縫うことも可能だが、基本的には早期復帰のために切除することが多い。切除手術をすれば、復帰までに3カ月程度を要するのが一般的。手術の影響で患部に水がたまったりもするので、今後はケガと付き合っていくことが必要になるだろう。

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2013年4月16日のニュース