×

柏 引き分け決勝T進出はお預け 工藤の連続ゴールはストップ!

[ 2013年4月9日 20:50 ]

水原と引き分け、肩を落とす柏イレブン

 ACLは9日、各地で1次リーグを行い、H組首位の柏はホームの日立柏サッカー場で水原(韓国)と0―0で引き分け、勝ち点10とした。H組のもう1試合、貴州(中国)―セントラルコースト(オーストラリア)で、貴州が逆転勝ちしたため、決勝T進出はお預けとなった。

 注目はFW工藤壮人(22)。公式戦3戦連続ゴール中で、得点した試合は24勝3分けと不敗神話も続けている。「1点取ったことでホッとすることがなくなった」と頼もしい限りだ。
 
 「モチベーションはMAX」とネルシーニョ監督。水原のキックオフで試合開始。開始30秒で水原FWチョン・テセがいきなりシュートを放った。

 前半19分、MFジョルジ・ワグネルからクロスが入り工藤が反転してシュート。惜しくもゴール左へ。同22分、左サイドから再び工藤へパスもわずかに足が届かず。

 前半31分、DF藤田がファウルを受けFK。ジョルジ・ワグネルが中に入れるがクリアされ、チャンスを逃す。同39分、水原FWボスナーがFKで直接ゴールを狙うが、ボールはバーの上へ。

 ネルシーニョ監督は試合前「難しい試合になる」と語っていたが、その言葉通り、是半を0―0で折り返した。

 柏キックオフで後半スタート。開始1分、水原MFパク・チョンジンがドリブルで持ち込み、後半最初のシュート。

 後半12分、ゴール正面でパスを受けたDF渡部がシュートも、ゴールの上へ外れる。同16分、柏はMF茨田に代えFWクレオ投入。同23分、スローインからFW田中のヘッドでつないだボールをクレオがシュートもゴールならず。同31分にも左サイドからクレオが右足でシュート。だが、ここも得点機を逃す。

 結局、両チームとも決定力を欠き、0―0のドローに終わった。

 連続ゴールがストップした工藤は「ゴールは取れる時も取れない時もある。チャンスはあったので、しっかり反省したい」と冷静に話した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月9日のニュース