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G大阪 ホームで勝てず…昨季から8戦連続のドローに

[ 2013年4月8日 06:00 ]

<G大阪・東京V>倉田(左)とのワンツーに失敗し悔しがる遠藤(中央)

J2第7節 G大阪0-0東京V

(4月7日 万博)
 ホームで勝てない…。J2第7節は各地で11試合があり、万博での今季初勝利を目指したG大阪は、圧倒的に攻めながらも決定力を欠き、東京Vとスコアレスドロー。今季7試合で5度目、ホームでは4戦連続引き分けで、リーグ戦に限れば昨季から8試合連続のドローとなった。
【試合結果 順位表】

 攻めても攻めても、ゴールをこじ開けることはできなかった。長谷川監督以下全員が「今度こそホームで勝ち点3」と誓って臨んだ一戦。何度も決定機を作りながらも生かせず、またも勝ち点1を重ねるにとどまった。

 指揮官が「これまでのホーム3試合より良かった」と振り返ったように内容は悪くなかった。ガンバらしくショートパスがつながり、放ったシュートは17本。前半27分にレアンドロのシュートがクロスバーに阻まれると後半にも倉田のシュートがバー、二川のシュートが左ポストに嫌われるなど運にも見放された。

 J1だった昨年8月25日の札幌戦で7―2で勝利して以来、これで万博でのリーグ戦は8戦連続ドロー。ボランチで攻守に奮闘した今野は「ホームで勝てていないことを考えすぎて、プレッシャーになっているのかも」と振り返った。司令塔の遠藤も「チャンスは作れているし、全体的に良くなっている」と手応えを口にしつつ「とにかくホームで勝たないと」と悔しさをのぞかせた。

 普段以上にモチベーションが高かったのは事実だ。メーンスポンサーであるパナソニックの津賀一宏社長が初めて観戦に訪れ、キックオフ前に「1年でJ1に復帰しましょう」と選手を激励。試合後は「一生懸命やってくれたけど残念ながら勝てなかった」と無念さをにじませる一方、「もちろん、これからもサポートしていきます」と今後の継続支援を約束した。業績不振の中でも変わらぬ応援。感謝の気持ちは、白星で形にするしかない。

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2013年4月8日のニュース