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3位転落…浦和 決定機逃しホームで痛恨の逆転負け

[ 2013年4月4日 06:00 ]

全北に敗れ、サポーターに頭を下げる浦和イレブン

ACL1次リーグF組 浦和1-3全北

(4月3日 埼玉)
 浦和は決定的チャンスを外しまくったツケを払わされた。前半は一方的に攻め、前半6分に原口がACL2戦連発となる先制点。だが後半に3失点して逆転負けを喫した。「表現するのが難しい。こういう試合で負けるのは芸術に近い」。ペトロヴィッチ監督は独特の言い回しで振り返った。

 原口のダイビングヘッドやマルシオ・リシャルデスのバー直撃FKもあったが、最も悔やまれるのは前半11分の決定機。縦パスに原口が抜け出してGKと1対1となったが、左足シュートは枠を越えた。決まっていれば勝ち点3に大きく近づいただけに「僕が流れを悪くした」とうなだれた。

 全北の得点は混戦の中からのシュートや35メートル超のシュートなど高難度の得点ばかり。「相手の監督は私よりも良いシュート練習をさせていたんだろう」と指揮官も自虐的に称えるしかなかった。これで全北と入れ替わり3位に転落。9日には敵地で全北との再戦となるが、敗れれば1次リーグ敗退危機となる。浦和が苦境に追い込まれた。

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