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C大阪 柿谷弾も逆転負け…連続無敗記録は6でストップ

[ 2013年4月4日 06:00 ]

<新潟―C大阪>前半、先制ゴールを決め喜ぶC大阪・柿谷(左)

ナビスコ杯予選リーグB組 C大阪1-2新潟

(4月3日 東北電ス)
 ナビスコ杯は各地で6試合が行われ、C大阪は敵地で新潟と対戦し1―2で逆転負けを喫した。前半12分に退場者を出す苦しい展開の中、同30分にFW柿谷曜一朗(23)が先制弾を決めたが、後半16分に追いつかれ、同40分に逆転を許した。今季開幕から続いていた公式戦の無敗記録は6でストップした。

 数的不利に耐えきれずC大阪の無敗記録がストップした。前半12分にDF山下が新潟FW川又を後ろから倒し、一発退場となるレッドカードを突きつけられた。相手より少ない10人で一度はリードを奪うなど意地を見せたが、後半40分にMFシンプリシオのパスミスから決勝点を奪われた。開幕から公式戦6試合連続無敗と好調を維持してきたが、敵地でついに土をつけられた。

 「チャンスは作れていたけど、負けたことがすべて。結果としては最悪」。先制弾を挙げた柿谷は敗戦を悔やしがった。前半30分、DF新井場のパスを受けると軽快なターンで相手をかわしてペナルティーエリア内へ。右足から放たれたシュートはDFに当たってゴールへと吸い込まれた。さらに後半32分には、前線でボールをキープしながら最終ラインの裏へ絶妙のスルーパス。飛び出したMF山口がGKと1対1となったが、シュートはゴール左にわずかに外れた。

 今季公式戦7戦目で初めて喫した黒星。ただ、エースが好調を維持するように悲観する内容ではない。「ひとり少なくても、それを感じさせないサッカーはできた。すぐに試合があるし、負けたことは忘れて切り替えてやっていきたい」。中2日で控えるのはリーグ戦の鹿島戦(6日、カシマ)。再び敵地に乗り込む一戦へ、逆転負けを引きずることなく柿谷は前を向いた。

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2013年4月4日のニュース