フィテッセ“蘭世”制すか!?選手層に不安 予想V確率は10%

[ 2013年4月2日 09:22 ]

フィテッセのハーフナー(右)

 オランダリーグの優勝争いが激化してきた。歴代優勝回数で上位を占めるビッグ3(アヤックス、PSV、フェイエノールト)と、日本代表FWハーフナー・マイク(25)、DF安田理大(25)が所属するフィテッセの4チームが勝ち点4差で争う接戦。初Vを狙うフィテッセは31日のズウォレ戦でハーフナーの今季7点目などで2―1で勝利し、6連勝で3位に浮上した。4強それぞれの強み、弱点、キーマンなどを分析し、残り6節での優勝確率を予想した。

 6連勝でフェイエノールトを抜いて3位に浮上。年明けから先発に定着し、最近8試合で5得点のハーフナーは「個人的なキャリアで上のディビジョン(1部)で優勝争いをするのは初めて。毎試合楽しいです」と手応えを口にした。

 4強で唯一優勝経験がない新興勢力。10~11年は15位と残留争いの常連だった。転機は10年のグルジア人オーナー、ジョルダニア氏の就任。安田が「オーナーのカネで良い選手を獲ってきたのが一番」と言うように“オランダのマンチェスターC”と評された積極的な補強で成り上がった。

 中でも11年加入のコートジボワール代表FWボニーはリーグトップの27得点を挙げてチームをけん引。さらにシャルケ、PSVを率いた経験を持つルッテン監督が今季就任したことで連係力が向上。その効果をハーフナーは「昨季までは完全に個人で打開していたが、今季はチームとして守備も攻撃もする」と説明した。

 勢いに乗るフィテッセだが、スポニチ本紙の優勝予想確率は10%。アヤックスは50%、PSV20%、フェイエノールト20%で、フィテッセが一番低い理由は選手層の薄さだ。その弱点が露呈したのが1月27、31日のアヤックスとの連戦で、リーグ戦は3―2で勝利したが、続くオランダ杯準々決勝は0―4の大敗。2戦目で相手は先発5人を入れ替えた一方で、フィテッセはGK1人のみで、ハーフナーは「層の厚さにやられた」と語った。

 残り6試合。ハーフナーと安田が日本人初のリーグ制覇を果たすためには、ボニー、ハーフナーら攻撃陣の爆発が必要となりそうだ。

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