乾 勝利またした弾!次戦バイエルン撃ちへ意欲

[ 2013年4月2日 06:00 ]

<フュルト・フランクフルト>前半12分、同点ゴールを決める乾(右)

ブンデスリーガ第27節 フランクフルト3―2フュルト

(3月31日)
 首位イジメは任せろ! フランクフルトMF乾貴士(24)がバイエルンMの胴上げ阻止を誓った。30日のアウェー・フュルト戦で前半13分に10戦ぶりの今季6点目。チームは3―2の逆転勝利で、7戦ぶりの白星を挙げた。次戦6日はホームで優勝に王手をかけている王者との激突。負けん気の強い男がドイツ全国民が注目する一戦で敵役の一発を決める。

 ドイツ全土が見守る戦いだから、気合も違う。バイエルンMのリーグVがかかった6日の次戦。負けず嫌いを自称する乾は、もう1週間後の大一番を意識していた。

 「バイエルン戦?まずは怖がらないこと。優勝を決められるのは屈辱的。それだけは絶対に避けたい」

 デモンストレーションは派手な方がいい。敵地でのフュルト戦で、日本代表MFはギアを4速まで上げた。1点を先行され「ちょっと流れが悪かった」前半13分、左サイドでパスを受けるとドリブルで仕掛けて右足シュート。「1対1の状況をつくってくれる良いパスが来た。シュートを打とうと考えていた。股を狙ってうまくいった」。相手DFの股下を通す技あり弾。昨年12月15日、ボルフスブルク戦以来となる今季6点目に胸を張った。

 後半23分には乾のドリブルからチームの3点目を演出。その後も惜しいシュートを放ち、相手の脅威となり続けた。「得点は嬉しいが、それ以外があまり良くなかった。もっと点を取れる場面があった」。反省の言葉を口にしても、2月2日のハンブルガーSV戦以来7試合ぶりの勝ち点3はどうしても表情を緩ませる。

 「やっぱり勝つのは気持ち良い」

 ホームで迎える王者との一戦。胴上げ阻止の一撃はドイツの国民から認められることを意味する。止まらない武者震い。サッカー人生を左右するピッチに乾が立つ。

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