藤田“長友級”アシスト 明大時代同期「いい刺激に」

[ 2013年3月31日 06:00 ]

<柏・大分>後半、大分・児玉(左)と競り合う柏・藤田

J1第4節 柏3-1大分

(3月30日 柏)
 柏のDF藤田優人(26)が輝いた。左サイドバック(SB)で先発すると果敢な攻撃参加を繰り返し、前半37分に相手DFに詰めてミスを誘い、先制点につなげた。

 「自分のパスミスを奪われたので自作自演」と苦笑したが、1―1の後半18分にも田中の決勝点をアシスト。終盤は3バックの右ウイングバックに入り、危機を防ぎリーグ3戦ぶりの勝利に貢献。ファンが選手にマイクパフォーマンスを求める勝利の儀式「レッツゴー柏」では「もっと勝ち続けるので応援よろしくお願いします」と声を張り上げた。

 主将を務めた明大時代はインテル・ミラノDF長友と同期。プレースタイルに関して「(参考には)全くしてない!したくない!」という。「いつも一緒にいた」と振り返る親友だからこその発言だが“ライバル”としての意地もある。故障中の長友が応援席で太鼓を叩いていた1年時は、藤田がメンバー入りしていた。

 スタミナは関係者が「長友に匹敵」と漏らしたほど。現在は「雲の上の存在」と認めるが、一方で「(自分は負けてないという)気持ちがなくなれば終わり。いい刺激をもらっています」と海を渡った同級生を意識する。

 昨季はDF酒井のハノーバー移籍後に右SB定着も、今季は韓国代表DF金昌洙(キムチャンス)獲得で開幕は控え。この日は橋本と山中が負傷中の左SBで結果を出し「与えられたところで仕事をすればチャンスはもらえる」と訴えた。“仕事人”の活躍で柏が星を五分に戻した。

 ◆藤田 優人(ふじた・まさと)1986年(昭61)5月8日、大分県生まれの26歳。国見―明大から09年東京V入りし、10年横浜移籍。11年横浜FCへの期限付き移籍を経て12年に柏入りした。J1は21試合無得点、J2は80試合2得点。1メートル76、70キロ。利き足は右。

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