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香川弾も…日本あと1点届かず、ヨルダンに敗れる

[ 2013年3月27日 00:50 ]

<ヨルダン・日本>後半24分、ゴールを決める香川

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選B組で首位に立つ日本は26日、敵地アンマンのキング・アブドラ国際競技場でヨルダンと対戦し、2―1で敗れた。0―1とリードを許して前半を折り返すと、後半にも失点し、2点を追う苦しい展開。同24分に香川が決めて1点差としたが、あと1点届かなかった。

 この日、シドニーで行われた同じB組のオーストラリア―オマーンが2―2で引き分けたため、勝ち点1を加えれば出場権を得られる2位以内が確定する状況。大黒柱の本田(CSKAモスクワ)、長友(インテル・ミラノ)を故障で欠く日本は、22日(日本時間23日未明)のカナダ戦と同様に1トップに前田(磐田)を起用、トップ下には香川(マンチェスターU)が入り、左脚付け根の違和感でカナダ戦に出場しなかった清武(ニュルンベルク)は左サイドで先発出場。センターバックには風邪の影響で出遅れたDF今野(磐田)も復帰し、吉田(サウサンプトン)とコンビを組む。GKは絶対的守護神の川島(Sリエージュ)。

 日本は序盤から持ち味のパスサッカーを展開し、チャンスをつくるものの、決定力を欠いて無得点。前半ロスタイムに左CKからバニアティアが頭で決められ、ヨルダンに先制を許した。後半15分にはハイルに右サイドを突破され、2点目を失った。

 しかし、そこから反撃開始。同24分に清武の浮き球のパスに反応した香川がDFの裏に抜け出し、右足でシュート。その直後には内田(シャルケ)がペナルティエリア内で倒され、PKのチャンスを得たが、遠藤(G大阪)のPKは相手GKに阻まれ、同点はならなかった。

 日本は4勝1分けの勝ち点13でB組首位に立ち、ヨルダンは1勝1分け3敗の同4で最下位の5位。昨年6月の対戦ではホームの日本が6―0で大勝している。

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