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18歳南野 開始40秒でプロ初弾!決勝点も“演出”

[ 2013年3月24日 06:00 ]

ナビスコ杯予選リーググループB C大阪2-1大分

(3月23日 大銀ド)
 ナビスコ杯予選リーグB組のC大阪は大分に2―1で勝ち、1勝1分けとした。新人MF南野拓実(18)が前半開始直後にプロでの公式戦初ゴールとなる先制点をゲット。後半30分のMF山口蛍(22)の決勝点にも絡んで、勝利の原動力となった。

 開始40秒すぎ、南野はロングボールに猛然と走り込む。DFのミスを見逃ず、こぼれ球を奪い先制ゴールを右足で決めた。「立ち上がりからゴールを狙っていた。ゴールを奪ったことで自信につながる。これを機にどんどん点を取れる選手になりたいです」。プロ初得点に笑顔を浮かべた。

 日本のエースとして11年U―17W杯に出場し8強進出に貢献するなど才能豊かなMF。下部組織所属で2種登録だった昨季Jリーグデビュー。昨年12月の天皇杯清水戦で公式戦初ゴールを決めており、今季はルーキーながら公式戦4試合で先発していた。疲労蓄積を理由に22日の練習を免除されたのも主力として認められているから。期待の18歳は後半30分の決勝点の起点にもなった。

 アウェーで貴重な勝ち点3。南野は「次につながる試合になった」と手応えを示し、帰国中のクルピ監督に代わって指揮を執ったマテル・ヘッドコーチも「90分を通して内容が良く、いつも以上に戦術的に戦って勝利できた」と満足げだった。

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2013年3月24日のニュース