横浜が開幕3連勝!栗原 先制弾&前田封じで勝利に貢献

[ 2013年3月17日 06:00 ]

<横浜・磐田>お立ち台でガッツポーズの横浜・兵藤(左)と栗原

J1第3節 横浜2-1磐田

(3月16日 日産ス)
 横浜はホームで磐田を2―1で破り、06年以来7年ぶりの開幕3連勝で首位をキープした。日本代表DF栗原勇蔵(29)が前半45分に左CKから左足で約1年半ぶりの得点を決めて先制。守備でも、6年連続でシーズン初得点を決められたチームがJ2に降格している磐田FW前田を封じて攻守にわたり貢献した。日本代表でも頼りになる男が調子を上げている。

 栗原が攻守にわたる活躍で伝説を凌駕(りょうが)した。まずは攻撃で魅せた。0―0の前半45分。中村の左CKを中沢がペナルティーエリア中央でヘディングすると、背後にいた栗原の目の前にボールが転がる。「相手が寄せると、焦って(シュートを)ふかすことが多いけど、きょうは最後までボールを見て落ち着いて決められた」。左足を強烈に振り抜くと、ダイレクトで捉えたボールはネットに突き刺さった。

 リーグ戦での得点は11年10月1日の新潟戦以来532日ぶり。昨季は守備で4位躍進に大きく貢献。チームはリーグ最少失点33を記録した。だが、攻撃では4年ぶりの無得点に終わった。日本代表では昨年6月のW杯予選のヨルダン戦、オーストラリア戦で2戦連続ゴールを決めたが、常々「得点の取れるDFになりたい」と話している栗原だけに今季に期するものがあった。開幕3戦目での初得点に「(年間)10点ペースですね」と笑いが止まらない。

 最大のミッションもやり遂げた。磐田の前田はシーズン初得点を決めたチームがJ2に降格する「デスゴール伝説」を持つ。この日も前田がシュートを放つたびに場内がざわつくなど、大きな注目を浴びる中、ほとんど仕事をさせず「失点はしたけど、うまく守れたと思う」と振り返った。

 一昨年まで左太腿裏の肉離れを繰り返していたが、昨季から導入した足の筋力トレーニングによって、ケガをしにくい肉体改造に成功した。定着した日本代表では、今野(G大阪)、吉田(サウサンプトン)のバックアップ的存在だが、海外遠征では「ベンチメンバーがいかにサポートするかでチームのまとまりが違ってくる」と空港での荷物運びなどを率先してこなしている。そんな姿勢をザッケローニ監督も高く評価しているという。

 26日には5大会連続W杯出場決定の可能性があるW杯アジア最終予選ヨルダン戦(アンマン)が控える。「チャンスがあれば、ヨルダン戦でも決めたいけど(ゴールを)取れなくても、ここ(ヨルダン戦)で勝ってW杯に行けるのが大事」。栗原が大一番に向けて弾みを付けた。

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