前田のデスゴールは栗原が封じる!肉体改造で自信満々

[ 2013年3月16日 06:00 ]

パスをだす栗原

 Jリーグは16日、各地で第3節の8試合を行う。首位の横浜はホームで磐田と対戦。磐田には、その年に初得点を決めたチームがJ2に降格する「デスゴール伝説」を持つFW前田遼一(31)が控えるが、守備の要のDF栗原勇蔵(29)は昨年から着手した肉体改造に成功し、前田封じに自信満々。攻撃でもセットプレーから得点を決め、チームを3連勝に導く。

 よりパワフルに生まれ変わった栗原が、伝説をも凌駕(りょうが)する。ザックジャパンにも定着した横浜の守備の要は、この日の前日練習でも軽快な動きを披露。相手はデスゴール伝説を持つ前田率いる磐田だが、「選手はそんなに意識していない」と自信に満ちた表情で言い切った。

 強気なコメントの裏付けとなっているのが、昨年着手した肉体改造の成果だ。一昨年まで左太腿裏の肉離れで何度も戦列を離脱。徹底解析した結果、太腿の裏と表で筋肉の量に差があることが判明し「これまでの人生でやったことがなかった」という足の筋トレを導入し、ケガをしない肉体をつくり上げた。練習前や試合前には、ゴムチューブで筋肉に負荷をかけることでケガ防止を図っており、昨季は初の“無傷”でシーズンを終えた。

 本職の守備で相手攻撃陣を抑えることはもちろん、11年10月1日の新潟戦以来となる得点も狙っている。昨季は、守備ではリーグ最少失点33を記録したチームの4位躍進に大きく貢献したが、4年ぶりの無得点に終わった。今季は栗原、中沢の高さを最大限に生かすためセットプレーでサインを導入。9日の清水戦ではCKからバー直撃のヘディングを放っており得点感覚を徐々に取り戻しつつある。

 横浜は03年の開幕戦で前田にゴールを許しながらもリーグ優勝しており、栗原も「点を取られても勝つことが大事」と前を向く。栗原が攻守にわたる活躍で「前田の呪い」を回避し、5大会連続でのW杯出場がかかる日本代表のヨルダン戦(26日)にも弾みをつける。

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