呪いに注目も…寡黙な前田きっぱり「僕としてはやめてほしい」

[ 2013年3月2日 11:35 ]

練習でシュートを放つ磐田の日本代表FW前田

J1第1節 磐田―名古屋

(3月2日 豊田ス)
 昨季12位の雪辱を誓う磐田はアウェーで名古屋と対戦。エースの日本代表FW前田遼一(31)は11年ぶりのリーグ優勝に向け、史上初の3度目の得点王を狙う。

 前田の表情は穏やかだった。開幕を翌日に控え、大久保グラウンドで約2時間汗を流した。昨季は1トップで孤軍奮闘する場面もあったが、今季は2トップの一角でプレー。「昨年の1トップに比べてより自由に動きだせるようになった。その分やりがいある。この方向で行けば良くなる」と3―5―2の新システムに手応えを示す。

 名古屋戦は10年から6連敗中。アウェー戦は04年3月以降9年間白星なしとデータ的には一見不利に映る。しかし今回の会場となる豊田スタジアムに限れば、7試合3勝4分けと過去に1度たりとも負けていない。前田にとっても、09年10月に現時点で最後のハットトリックを達成したスタジアム。「昔のことです」と意識しないが、相手にとっては嫌なデータだ。

 不吉と言えば、前田は、リーグ戦で初ゴールを決めたチームが07年から6年連続でJ2に降格している。昨季はビッグクラブのG大阪ですら、覆せなかった。今季はさらなる注目を集めるのは必至だ。

 渦中の前田は「僕としてはやめてほしい。そういう話とは関係なく、ゴールを決めたい」と珍しく心境を明かす。決して多くは語らず背中で引っ張る背番号18。苦手なものは「取材」と言うほど騒がれるのを好まない。ただひたすらゴールを狙う。

 現在歴代3位のJ1通算128得点。今季の目標を「昨年以上」と設定する。昨季の13ゴールを上回れば、三浦知良(46=横浜FC)の139得点を抜いて2位に浮上。「あまり考えていない」と黙々とネットを揺らし続ける。

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