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C・ロナウド2発!!レアル バルサ粉砕で優勝に王手

[ 2013年2月28日 06:00 ]

<バルセロナ・Rマドリード>2得点し喜びを爆発させるRマドリードのC・ロナウド

 スペイン国王杯準決勝第2戦は1試合が26日に行われ、レアル・マドリードが敵地で昨季王者バルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」に3―1で快勝。2ゴールを挙げたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(28)の活躍などで宿敵を2戦合計4―2で撃破し、2季ぶり19度目の優勝に王手をかけた。5月18日の決勝で、アトレチコ・マドリードとセビリアの勝者と対戦する。

 9万5000人を超える敵地カンプ・ノウの大観衆を沈黙させた。宿敵を撃破し、Rマドリードを2季ぶり38度目の決勝に導いたのは、2ゴールを挙げたエースのC・ロナウド。「どちらかというとホームよりも良いプレーをしている」という相性抜群のスタジアムで、アウェー6戦連発というクラシコ初の記録を樹立し「ここで連続得点の記録をつくれることは素晴らしいこと。スペインサッカーの歴史の一ページを刻めることは光栄」と素直に喜びを表現した。

 「バルセロナと戦うのは、いつだってモチベーションが高まる」という言葉通り、気迫のこもったプレーを披露した。前半13分、相手DFピケに倒されて得たPKを自ら左隅に蹴り込み先制。後半12分にはディマリアのシュートのこぼれ球を、胸トラップから冷静に左足で流し込んで試合を決定づけた。09年に加入してからバルセロナ戦は18試合すべてに出場して12ゴール。最初の2シーズンは7戦でわずか2得点で、11年の欧州CL準決勝で2戦連続無得点に終わるなど「ビッグマッチに弱い」などと批判されたが、最近では10戦10発と“バルサ・キラー”と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。

 3月2日には、マドリードでのリーグ戦でバルセロナと対戦する。「ホームでの試合が控えているし、この調子をキープしないといけない」とC・ロナウド。リーグ戦は現在3位に沈み、首位バルセロナに勝ち点16差をつけられ独走を許しているが、クラシコに連勝して一矢報いてみせる。

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