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タイ協会杯決勝で日本人審判 八百長持ちかけられた

[ 2013年2月20日 06:00 ]

 昨年11月にタイで行われたタイ協会杯決勝で主審を務めた日本の吉田寿光氏が、八百長に誘われたことをアジア連盟(AFC)に報告していたことが19日、明らかになった。

 タイのサッカー協会が調査を始めたと複数の地元紙が伝えた。試合はブリラムがアーミー・ユナイテッドを2―1で下したが、吉田氏は金銭を受け取る見返りに片方のチームに有利な判定をするよう持ち掛けられたという。

 タイ協会幹部はネーション紙に「日本人審判員からのリポートを受け取った。FIFAやAFC、ICPO(国際刑事警察機構)と話し合いたい」と語った。日本協会は、吉田氏がAFCとFIFAに報告した事実を把握していることを明らかにした。

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2013年2月20日のニュース