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大宮 湘南に圧勝!青木“本拠1号弾”に笑顔

[ 2013年2月17日 06:00 ]

<大宮・湘南>前半10分、先制ゴールを決め喜ぶ大宮・青木(左)

プレシーズンマッチ 大宮4-1湘南

(2月16日 NACK)
 大宮が順調な仕上がりぶりを見せた。昇格組の湘南相手に4―1と圧勝。中でも攻守に大車輪の活躍を見せたのがMF青木拓矢(23)だ。前半10分、FW長谷川とのパス交換から右足で先制弾を叩き込むと、その後も好機を演出。「得点できて勝てて良かった」と今季の“ホーム1号弾”を笑顔で振り返った。

 過去2シーズン全試合に先発し、プロ6年目の今季は副将に就任。この日はキャプテンマークを巻いてプレーし「責任がより増した」。ロンドン五輪で4強入りを果たした関塚ジャパンには立ち上げ当初からの常連だったが、ケガなどもあり最終メンバーから落選。それでも地道な努力を続け、この日スタンドで観戦した関塚氏にも成長した姿を見せつけた。

 チームは昨季、残り11戦を5勝6分けで終え不敗記録を継続中。主力不在だった10年1月のアジア杯予選イエメン戦以来の日本代表入りを目標に掲げる青木も「個人もチームも今まで以上に自信がある」と言う。「個人的にも今年はもっと得点を狙っていきたい」。チーム浮沈の鍵を握る若き司令塔が、残留争いからの脱却を目指すチームを上位へとけん引する。

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