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【川本治の目】河本の抜けたポジションに誰が入るかがポイント

[ 2013年2月13日 06:00 ]

 大宮の今季重要なテーマとなるのは、センターバック・河本の抜けた穴をいかに埋めるかだろう。河本は昨年8月に神戸から半年間の期限付き加入し、多大なる貢献を果たした。リーグ最後の11試合で無敗(5勝6分け)で終え、DF陣はその間わずか4失点と安定感抜群だったが、それは彼の存在も大きかった。

 それだけに、今季まずは彼の抜けたポジションに誰が入るかが大きなポイントとなる。東京Vから獲得したDF高橋祥平、またはJ2富山での2年間の武者修行を終えて復帰した福田らがその候補になるだろうが、彼らがどれだけやれるかも注目だ。

 FC東京に移籍したMF東の穴は、河本ほど大きな問題にはならないと思う。残留したFWノヴァコヴィッチ、さらにチョ・ヨンチョルが新潟時代のような期待通りの活躍を見せれば、それこそ目標の勝ち点53も見えてくると思う。あとは開幕から苦戦するようであれば、昨季終盤戦の11戦無敗で掴んだ自信が揺るぐ可能性もあるので、いかにスタートダッシュができるかも鍵になりそうだ。(元ジェフ市原強化部長)

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2013年2月13日のニュース