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C大阪 新助っ人は“格闘系”ムエタイ仕込みのキック披露

[ 2013年2月12日 06:00 ]

C大阪が獲得したブラジル人FWのエジノ

 ムエタイ・ストライカーがそのベールを脱ぐ。宮崎キャンプ2日目のC大阪は11日、紅白戦などで調整し、12日の練習試合(対学生選抜、対J2長崎)に備えた。

 7日に獲得が発表されたばかりのブラジル人FWエジノ(29)も主力組での先発が濃厚。鍛え上げられた体重92キロの巨体はサッカー選手というよりも格闘家を思わせるたたずまいで、実際に母国でムエタイに励んでいたという。大阪・難波の付近に道場があることも突き止め、入門を検討中だ。

 この日の練習では利き足の左からパンチのあるキックを何度も披露した。「ピッチの中で技術やパワーを生かしたい。日本でプレーしていた友人たちからはフィジカルをきっちり上げろとアドバイスされたよ」。92キロあっても体脂肪率は9%。フィジカル面での仕上げに問題はなさそうだ。

 ただ心配なのはそのコワモテの風貌だ。「みなさん怖がらずに寄ってきてくださいよ」と笑う姿も、やや恐ろしめ。すでにチーム内では冗談の通じない男という評判も立っている。真の武闘派助っ人がセレッソのサッカーにひと味違う魅力をもたらす。

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2013年2月12日のニュース