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セレッソ 香川マンUと真夏の長居でガチンコ夢対決!!

[ 2013年2月8日 06:00 ]

ユニホームを交換し、記念撮影するシュマイケル氏(左)と森島アンバサダー

 夢のビッグマッチはガチンコ勝負だ。C大阪は7日、かつて在籍した日本代表MF香川真司(23)が所属するマンチェスター・ユナイテッドと7月26日に親善試合を戦うことを発表した。試合会場の長居スタジアム内で記者会見があり、元日本代表の森島寛晃・C大阪アンバサダー(40)や、マンUのOBで現アンバサダーの元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏(49)らが出席。ともにベストメンバーでの真剣勝負を誓った。

 引き立て役では終わらない。7月26日に開催されることが発表されたC大阪-マンチェスターU戦。凱旋マッチとなる香川に注目が集まるのは当然でも、C大阪だって簡単に引き下がるわけにはいかない。森島氏らと会見に出席した岡野雅夫社長(59)は、今季始動日であった1月23日のミーティングで選手たちに「必勝」を力説したことを明かした。

 「リーグ戦でタイトルを目指そうという話ととともに、7月にマンUと戦うことも選手たちに説明した。そのときに“単なる親善試合じゃない。試合に絶対勝つんだ”ということも話しました」

 チームは現在、1年間を戦い抜くフィジカルを作るためにタイで汗を流している。攻撃陣をけん引するのは、昨季チーム得点王で、かつて香川も身につけた背番号8を今季から背負うMF柿谷だ。香川と同期入団の23歳は「真司くんなら気を利かして勝たせてくれるでしょ」と冗談を口にしながらも「やるからには勝ちたいっすね」と意気込んでいる。

 対する“赤い悪魔”も本気だ。現役時代の98~99年シーズンにはマンUの3冠達成に貢献し、伝説的GKとして知られるシュマイケル氏は語気を強めた。「今年は欧州選手権やW杯がないし、フルメンバーが日本に来るだろう。7月26日はシーズンに入る直前だし、選手たちは監督に能力を示さなければならない。みんな必死に戦うはずだ」。昨年は欧州選手権を戦ったイングランド代表FWルーニーらがアジアツアーを回避したものの、今夏は日程的に問題なし。現在リーグで得点ランクトップを走るオランダ代表FWファンペルシーらも来日予定だ。

 かつて香川とともにプレーした森島氏は「C大阪の若い選手たちもマンUを驚かせるような素晴らしいプレーを見せてくれるはず」と期待を寄せた。柿谷ら若きタレントを多く擁するC大阪と、ルーニーら世界的名手が顔を揃えるマンUのガチンコ対決。真夏の大阪で激しいバトルが繰り広げられる。

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2013年2月8日のニュース