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佐々木監督 体罰完全否定「指導者が未熟だとそうなる」

[ 2013年1月20日 06:00 ]

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が19日、福島県広野町で行われた「JFA・キリンスマイルフィールド・広野町復興サッカー教室」で東日本大震災の被災児童43人を指導。体罰を完全否定した。

 世間を騒がせる問題に「指導者が未熟だとそうなる。質を高め、さまざまな分野を熟知しないと」と訴えた。
 
 女子の指導者として“上から目線”を廃した指導で実績を残し、この日はチビっ子相手に奮闘。被災地のサッカー教室は個人開催も含めて20回を超え、鬼ごっこなどを交えた巧みな指導は関係者が「転職してもいいのでは」と感心するほどだ。

 世界を極めたなでしこ指揮官は「子供たちの未来に触れていることを忘れてはいけない」と力を込めた。

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2013年1月20日のニュース