香川、リバプール戦に先発出場も…得点には絡めず

リバプール戦の前半、ゴール前に攻め込むマンチェスターＵの香川

　イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの日本代表ＭＦ香川真司は１３日、ホームでのリバプール戦に左サイドのＭＦで先発出場したが、得点には絡むことはできず、後半３２分に退いた。

　リーグ優勝１９度のマンＵと同１８度のリバプールのライバル対決。ナショナルダービーとして注目される大一番で、マンＵは前半１９分にファンペルシーが先制点を決め、前半を１―０で折り返すと、後半９分にはヴィディッチのゴールでリードを２点とした。その３分後にスターリッジにゴールを決められて１点差とされたが、２―１で逃げ切った。

　香川は昨年１０月下旬に左膝負傷して約２カ月欠場、復帰後は公式戦４試合連続出場となったが…。前半終了間際、香川はゴール前に詰めてリバプールのＧＫレイナと激突、後半途中にはゴール正面から強烈なシュートを放つなど得点への意欲を示したが、結果にはつながらなかった。

　香川は試合後「どんなポジションであれ、今は試合に出て自分のスタイルや、やりたいことを結果として出し続ける必要がある」と話し、「厳しい道のりは続くが、このスタイルに順応したい」と前を向いた。