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被災地開催の意義を強調 仙台でシンポ 指導者1000人参加

[ 2013年1月12日 18:51 ]

 日本サッカー協会が主催する指導者向けシンポジウム、第8回フットボールカンファレンスが12日、仙台市内で始まり、全国の指導者ら約千人が参加した。大仁邦弥会長は「一昨年の東日本大震災の被災地であるこの地で開催できるのは大変うれしいし、大変意義あること」とあいさつした。

 第1日は原博実強化担当技術委員長が男子のフル代表、ロンドン五輪で男子を率いた関塚隆氏が五輪代表の活動報告をした。銅メダルのメキシコ五輪以来、44年ぶりに日本をベスト4に導いた関塚氏は「20歳以下、23歳以下の年代の試合数確保」を課題に挙げた。東日本大震災の復興支援活動をする特任コーチに、J1仙台の手倉森誠監督の弟である手倉森浩氏の就任が固まったことが報告された。

 13日は女子日本代表の佐々木則夫監督や上田栄治女子委員長が「なでしこジャパン」について討論し、スペインやドイツから招いた育成の専門家も報告する予定。カンファレンスは14日まで行われる。

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2013年1月12日のニュース