去る者追わずの神戸 大久保ら放出は「最初に明確な答えなかった」

[ 2013年1月10日 09:14 ]

川崎Fへの完全移籍が決まった大久保は、神戸での最後の自主トレを行う

 J2神戸は9日、FW大久保嘉人(30)の川崎Fへの完全移籍とDF伊野波雅彦(27)の磐田への完全移籍、MF野沢拓也(31)の鹿島への完全移籍を発表。前日にはDF高木和道(32)の大分移籍も決まり、代表経験を持つ実力派4選手を手放すことになった。

 クラブ側はJ2降格後に全選手と交渉し、意志を確認。その場でチーム残留を表明した選手が多数を占めたなかで態度を保留したのが、この日に移籍が発表された大久保ら3人だった。「プロとして体の動く間にトップレベルでやりたい」と話していた大久保は、海外も含めて検討。現役日本代表の伊野波もW杯出場のために移籍を決意し、野沢も生まれ育った鹿島復帰で心が揺れていた。

 安達監督は昨年12月2日の最後のミーティングで、「夢を追いかけるのを止めはしない」と出る者拒まずの意志を表明。その方針のもとでオフの編成は進められた。クラブ関係者は「最初に明確な答えがなかった。話し合った時に残留を希望した選手が、結局は全員残った。こちらも編成を急がないといけない事情がある」と説明した。

 主力は手放す結果になったが、今季ブレークした小川を筆頭に才能ある若手はチームに残る。神戸は1年でのJ1復帰と同時に世代交代もはかり、将来に向けての土台作りを進める。

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