大野“香川になって”バロンドール表彰式でメッシに会う!

[ 2013年1月10日 06:00 ]

報道陣の質問に笑顔で答える大野

 なでしこリーグのINAC神戸からフランスのリヨンに移籍した、なでしこジャパンのFW大野忍(28)が9日、成田空港からフランスへ出発した。10日にもメディカルチェックを受けて正式契約する。なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)からは“香川真司になれ”と激励を受け、大野自身も欧州で成長を遂げ、女子世界最優秀選手獲得を目指すことを宣言した。

 香川になれ!!指揮官からの熱いゲキが届いたかのように、渡仏前に大野は力強く語った。「リヨンで新たな(プレーの)引き出しを見つけられるように。レギュラーを獲って結果を出したい」。昨季、所属したINAC神戸が準優勝した国際女子クラブ選手権で優勝したリヨン。フランス代表10人を擁する強豪での定位置奪取を誓った。

 FIFA年間表彰式に出席した佐々木監督は大野の出発直前にスイスから帰国。直接顔を合わせることはなかったが「(大野は)香川みたいなプレーができる存在。一回りも二回りも大きくなってほしい。レギュラーを獲れなきゃ代表にも呼ばないぞ」と日本の男子エースを引き合いに出し期待を込めた。

 大野自身の向上心も果てしない。FIFA年間表彰式に佐々木監督とともに出席した澤穂希(34=INAC神戸)からは憧れのFWメッシ(バルセロナ)の写真が送られてきた。「ブレブレ(の写真)だったけどうれしかった。(次は表彰式で)実物に会えるように頑張りたい」。11年の澤に続き、日本人2人目の女子世界最優秀選手を目指す覚悟を示した。

 初の海外移籍だが準備も整った。持ち込んだトランクには白飯が食べられるように炊飯器と梅干しを入れた。チームメートとなる大滝とも連絡を取り合い「“サバ”っていう“大丈夫”という意味の言葉は使える」と、フランス語も勉強している。

 今月初めには神奈川・寒川神社に初詣。「結果が出るように頑張るので力を貸してほしい」と神頼みも済ませた。おみくじは中吉。我慢強く待ちなさいと記されていた。「フランス語でメチャクチャ言われても耐えればいい」と心構えもできた。女子版香川になり女子版バロンドール獲得。大野が壮大なる挑戦への一歩を踏み出す。

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