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劇的ロスタイム弾!桐光学園 作陽下し16大会ぶり4強

[ 2013年1月5日 14:05 ]

<作陽―桐光学園>試合終了間際、決勝ゴールを決める桐光学園・野路(左)

全国高校サッカー選手権準々決勝 桐光学園2―1作陽

(1月5日 ニッパ球)
 第91回全国高校サッカー選手権第5日は5日、各地で準々決勝が行われ、桐光学園(神奈川)は、作陽(岡山)と対戦し、ロスタイムの劇的な勝ち越し弾で2―1で勝利。12日の準決勝に駒を進めた。

 桐光学園は立ち上がりから押し込まれるも、徐々にボールを支配。MF松井のパスから決定機を作り出すと、セットプレーから先制点を挙げる。

 前半33分、右サイドで得たFKのチャンスで松井がゴール前にクロス。DF諸石が空中戦に競り勝って落としたボールがDF小松の足元に。小松がダイレクトに放ったシュートは枠を外れるも、こぼれ球に反応したDF大田が押し込んで1―0とした。

 後半は積極的な選手交代で攻め込む作陽ペース。同35分、DF米原が出したロングパスをFW三野が落とすと、抜け出したMF平岡からクロス受けたMF永松か決めて同点ゴールを挙げた。

 このままPK戦突入かと思われた後半ロスタイム、PK戦を見据えた作陽がGKを交代すると、右からのロングスローが流れたボールをファーサイドのFW野路が右足で決めて土壇場で決勝点。桐光学園が準優勝した第75回大会以来、16大会ぶりとなる国立への切符を手にした。

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