長崎総合科学大付が快勝　小嶺総監督は「二つ勝って初めて男になれた」

全国高校サッカー２回戦 長崎総合科学大付４―１香川西

（1月2日 市原）
　初出場の長崎総合科学大付が４点を奪う快勝で１６強入りした。１回戦ではＰＫ戦を制したため、８０分間での勝利は初めて。国見を６度優勝に導いた小嶺総監督は「二つ勝って初めて男になれた」と目尻を下げた。

　国見をほうふつとさせる質実剛健のスタイル。風上に立った前半に縦に速いシンプルな攻撃が生き、３点を固め取りした。マンマーク気味の守備も機能し、風下の後半も１失点で切り抜けた。ＣＫを直接決めて３点目を挙げた前川主将は「強い風の中でうまく戦えた」と笑った。