鹿児島城西　想定外制す「少ないチャンスものにするチームなのに」

第９１回全国高校サッカー第２日１回戦 鹿児島城西４―３鹿島学園

（12月31日 駒場）
　鹿児島城西が鹿島学園との点の取り合いを４―３で制した。

　Ｊ１鹿島でプレーするＦＷ大迫を擁して準優勝した４大会前の第８７回大会に比べ、小久保監督は「爆発的な攻撃力はない。守って少ないチャンスをものにするチームなのに…。想定外」と苦笑いした。

　２年生の浜上が３―２の後半２２分に貴重なゴールを決めた。中学時代に頭部を骨折し、それ以来ヘッドギアを着けてプレーしている１７３センチのＭＦは「ＧＫが見えていた。落ち着いて決められた」とうなずいた。