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柏レアンドロ、決意の元日 3試合の出場停止処分明け

[ 2012年12月31日 06:00 ]

天皇杯決勝への意気込みを語る柏のMFレアンドロ

天皇杯決勝 柏―G大阪

(1月1日 国立)
 柏のキングが天皇杯決勝で復活する。1日のリーグ最終戦鹿島戦で2度の警告を受けて退場処分となり、さらに退場時に「乱暴な行為」を行ったとして計3試合の出場停止処分を受けたMFレアンドロ・ドミンゲスが来年元日の大舞台で帰ってくる。

 30日は雨の降る中、フィジカル練習やミニゲームで調整。「難しい試合が続いたが全員で戦って結果が出たことが大きい。準決勝はグラウンドにいるときよりドキドキしながら見た。祈ることしかできなかった」とチームメートに感謝する。

 狙うは今季最後のタイトルとACL出場権。チームの絶対的存在で期待は大きいが、本人は至って冷静だ。「一人でチームが成り立っているわけではない。仲間を信頼してプレーすることが大事」と謙遜。先発が濃厚なFW田中も「レアンドロがポイントになってくる。うまくボールが渡せるように、とにかく走ろうと思う」と最大限にエースを生かす構えだ。

 「最後勝って長かったシーズンを気持ちよく終われるようにしたい」とレアンドロ。リーグ戦終了から約3週間、みっちり練習を積んできた司令塔が目覚める時が来た。

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2012年12月31日のニュース