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G大阪 レアンドロに代わり家長が1トップ濃厚

[ 2012年12月29日 06:00 ]

天皇杯準決勝 G大阪―鹿島

(12月29日 エコパ)
 G大阪は28日、天皇杯準決勝の鹿島戦(29日、エコパ)を前に非公開練習で調整し、静岡入りした。出場停止のFWレアンドロに代わりMF家長が1トップに入ることが濃厚に。松波監督は「裏へ飛び出す感覚もある。中盤よりも守備の負担も減るし、いい部分も出てくると思う」と期待を口にした。

 ブラジル人FW以外は純然たるFWが不在のチーム事情のなか、28日の練習前に指揮官と1対1で向き合い、起用の考えを伝えられた。「やったことないです」と素直すぎる口ぶりで答えを返したものの、そこはユース史上最高傑作と呼ばれた天才レフティ。この2日間で連係を深め、この日の練習後には「悪くはなかった」と好感触を口にした。

 卓越したボール扱いだけが武器ではない。激しい当たりを巧みにいなすボディーバランスも、DFのマークの集中する1トップで生きるはず。「一番プレッシャーのきついところだけど、僕がボールをキープすれば味方も前を向ける。点も取りたい」と、どん欲に意気込む26歳が、チームを元日の国立へと導く。

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2012年12月29日のニュース