ＩＮＡＣ大野　女子の欧州ＣＬ連覇、仏１部リヨンに移籍

ＩＮＡＣ神戸の日本代表ＦＷ大野忍がフランス１部のリヨンに移籍することが分かった

　ＩＮＡＣ神戸の日本代表ＦＷ大野忍（２８）が女子の欧州ＣＬを連覇したフランス１部のリヨンに移籍することが２７日、分かった。来年１月上旬にも渡仏し正式契約を締結するが期間はウインターブレーク後から来季までの契約になる見通し。２８日に会見を開き、正式に発表される。

　関係者によると、海外移籍を希望した大野の元にリヨンとスペイン１部のバルセロナからもオファーが届いたという。熟考の末、フランス代表を１２人擁し、１１月の国際女子クラブ選手権ではＩＮＡＣ神戸を下したリヨンに決めた。大野は「海外のうまい選手を生かしてみたいと思うようになった」と心境の変化を吐露しており、環境面でも最高のクラブでさらなる飛躍を目指す。