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宮市凱旋も!?来年7月に浦和VSアーセナルが実現へ

[ 2012年12月28日 06:00 ]

アーセナルの一員として来夏日本凱旋の可能性が高くなった宮市

 浦和が、来年7月開催予定の親善試合「さいたまシティ杯」(埼玉ス)でプレミアリーグのアーセナルと対戦することが27日、明らかになった。今季終了までウィガンに期限付き移籍中の日本代表FW宮市亮(20)もシーズン後はアーセナルに戻るため、快足ストライカーにとって凱旋試合となる可能性が高い。同大会には名古屋も参加し、3チームでの変則マッチになることが濃厚だ。

 来夏、横浜、C大阪と対戦するマンチェスターUにも負けない強豪が日本にやってくる。5年ぶりに埼玉スタジアムで開催される親善試合「さいたまシティ杯」の浦和の対戦相手にプレミア・リーグのアーセナルが内定した。名古屋を交えた3チームによる45分間×3本の変則マッチになることが有力視されている。

 関係者によると、日本代表が参加する東アジア杯(韓国、7月20~28日)の期間中に行われる方向で最終的なスケジュール調整に入っているという。

 最大の注目は宮市だ。現在ウィガンに期限付きで移籍しているが、今季終了後は、15年6月まで保有権を保持するアーセナルに復帰する。日本遠征への参加はザッケローニ監督が若手主体で臨む意向を持つ東アジア杯に招集されるかにも影響してくる。だが、今夏アーセナルが中国やマレーシアを回るアジアツアーを行った際にも同行しているだけに、名門クラブの一員として日本に初凱旋する可能性は十分だ。浦和の原口とのドリブル対決や、槙野、森脇ら日本代表クラスを擁する浦和DF陣とのマッチアップは見ものだ。

 またアーセナルと名古屋にも因縁がある。アーセナルのベンゲル監督は95~96年に名古屋を指揮。当時名古屋のエースだったストイコビッチ監督とは師弟関係にあった。愛弟子に負けるわけにはいかない。本気で古巣を倒しにくるはずだ。

 見どころ満載のドリームマッチ。真夏の埼玉が熱くなるのは間違いない。

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2012年12月28日のニュース