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MF佐伯直哉が引退発表「中山さんと同様に未練タラタラですが」

[ 2012年12月25日 13:09 ]

ブログで引退を発表したMF佐伯直哉

 今季限りでJ2東京Vを退団したMF佐伯直哉(34)が25日、自身のブログで現役引退を決断したことを報告した。

 今月4日に現役引退を表明した元日本代表FW中山雅史(45)を引き合いに出し、「ゴン中山さんと同様に私も未練タラタラですが」と率直な心境をつづった佐伯。

 今季は膝の負傷に苦しみ、リーグ戦2試合、天皇杯1試合のみの出場にとどまった。佐伯は「シーズンを通してプレーし続ける事、練習から出し切る事が難しくなり、日々成長・進化していかなければならないものが維持する事で手一杯で、そうなると次第に衰えというものを感じるようになっていきました。練習、試合でピッチに立つことが普通で当たり前なのに、それすら難しくなった」と自身の状況を明かし、「それはプロとして在るべき姿ではないと。それならば、引退せざる得ないと思い、決断に至りました」と理由を説明した。

 「正直、辛かった。でも、ここまで続ける事ができてホント幸せです」と13年間のプロ生活を振り返った佐伯。東京Vを始め、今まで所属したチームの選手、スタッフ、サポーターに向けて「ただのありがとうじゃ足りないくらいの、ありがとう!です」と感謝の思いを明かした。

 佐伯は2000年、国士舘大から磐田に入団。その後、神戸、大宮などを経て10年に東京Vに移籍した。J1通算138試合、J2通算64試合に出場。

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2012年12月25日のニュース