Ｇ大阪　今野の起用法に注目「ベストの選択をしたい」

　Ｇ大阪は１９日、天皇杯準々決勝のＣ大阪戦（２３日、長居）に向けて練習を再開した。

　４回戦の町田戦（１５日、万博）では格下に２度も先攻を許す苦しい展開のすえに３―２で辛勝した。大観衆が集まる予定の長居でアウェーの戦いを強いられるのは確実。前戦で課題を残した立ち上がりの戦い方がポイントとなる。

　「しっかり入りからやらないと厳しくなる」とＤＦ岩下が話すように、開始直後に主導権を握って若手中心の相手のリズムを狂わせる作戦だ。

　ＤＦ今野のポジションもカギを握る。代表ＤＦは町田戦の後半からボランチでプレー。松波監督は「人に強いし守備範囲も広い。ベストの選択をしたい」と起用法に含みを持たせた。