ザックジャパン 東アジア杯は若手中心「チームB構想」

[ 2012年12月18日 06:00 ]

来年7月の東アジア杯に若手を中心とした編成で臨む計画を進めている日本代表のザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が来年7月20日開幕の東アジア杯(韓国)に若手を中心とした「Bチーム」で臨む計画を進めていることが17日、分かった。関係者によれば、A代表の主力は6月11日にW杯最終予選イラク戦、同15日からはコンフェデレーションズ杯(ブラジル)を戦うため7月は休息期間に充てる見通し。これまで出場機会の少なかった日本代表候補を招集し、14年W杯ブラジル大会に向けた底上げを図る。

【W杯アジア最終予選 コンフェデ杯】

 14年W杯ブラジル大会出場に王手をかけているザックジャパンは、「チームB構想」の強化策を温めていた。複数の関係者によれば、来年7月20日に開幕する東アジア杯には、これまで代表での出場機会に恵まれなかったメンバー、今後ブレークが期待される将来有望な若手を中心とした編成で臨む計画が浮上しているという。既に国内クラブの複数選手がリストアップされている。

 東アジア杯には韓国、中国、さらに今大会から予選を突破したオーストラリアが参戦するなど強豪国がひしめく。アジアの盟主を自負するザックジャパンにとって次なるテーマは、現在の主力を脅かす存在の台頭と全体の底上げ。「チームB」がライバル意識の強いアジアの列強と、しかもアウェーの地で真剣勝負を積めば、絶好の強化機会となる。

 来年6月以降、日本代表にはハードな日程が待ち受ける。6月11日に中東でW杯アジア最終予選イラク戦を戦い、そのまま同15日開幕のコンフェデ杯(ブラジル)に臨む。1次リーグはブラジル、イタリア、メキシコと同組。ベスト布陣で全力を尽くすが、指揮官はコンフェデ杯を戦ったメンバーには7月を休息に充てる意向を持っている。

 東アジア杯は国際Aマッチデーではないため、欧州クラブでは招集に対する反発も予想される。その一方で、J1はリーグ戦を中断して備える。鹿島の柴崎岳、大迫勇也、FC東京の長谷川アーリアジャスール、名古屋の永井謙佑、C大阪の山口蛍ら、これまでも代表招集歴のある選手、ロンドン五輪代表らが候補となる。海外組では宮市亮、宇佐美貴史らが加わる可能性もある。A代表がコンフェデ杯なら、その“予備軍”は東アジア杯。ツープラトンの強化策で幅広く、バランス良く、本大会に備える。

 ▽東アジア杯 東アジアサッカー連盟が主催する国際大会。03年に日本で第1回東アジア選手権を開催。以降2年ごとに韓国、中国と持ち回りで開催しており13年は韓国で行われる。ことし4月の理事会で東アジア杯に改名。来年の大会には予選を突破したオーストラリアが参加することも決定。日本は過去に優勝はないが、03年には元広島の久保竜彦、08年には川崎Fの山瀬功治、10年には名古屋の玉田圭司が得点王に輝いている。優勝賞金は50万ドル(約4200万円)。

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