清武　前半のみで交代…「こんなに動けないのは初めて」

ブレーメン戦で競り合うニュルンベルクの清武（左）

ブンデスリーガ ニュルンベルク１－１ブレーメン

（12月16日）
　ニュルンベルクのＭＦ清武弘嗣（２３）は「４―１―４―１」の右ＭＦで先発出場した。相手に攻め込まれる苦しい戦いを強いられ、清武もＣＫでぬかるんだピッチで転びミスキックするなど精彩を欠き、ハーフタイムでベンチに退いた。試合後には「引き分けで良かった。前半でこんなに疲れて、動けなかったのは初めて。マジで一番悪かった」と振り返った。

　今夏にＣ大阪からドイツに渡ってリーグ戦の前半戦が終了。ロンドン五輪、Ｗ杯アジア最終予選と代表でも多忙だった２０１２年を「１年あっという間。五輪という目標があって、メダルを獲ることだったので、あまり満足はしていない」と振り返った。また、新天地で３得点５アシストの成績には「それぞれ５（点は）いきたかったですけど、後半戦に巻き返します」と話した。近日中に帰国し、年末年始は実家のある大分で静養する予定。今後に向けては「体が動かなかったり、試合の後半に疲れが早くきちゃったりというのがあったので、もう一回コンディションをしっかり調整したい」と課題も口にした。