熊本、連続大物食いならず　高木監督「点の取り合いでは…」

名古屋に敗れ、引き揚げる熊本・高木監督（右端）

天皇杯４回戦 熊本２―５名古屋

（12月15日 瑞穂陸）
　３回戦でＪ１仙台を破ったＪ２熊本は名古屋を苦しめたが、後半は力負け。今季限りでの退任が決まっており、最後の指揮となった高木監督は「点の取り合いでは分がなかった。クラブの思いを果たせず残念だが、指導者として貴重な３年間だった」と感慨深そうだった。

　前半終了間際に鮮やかなドリブル突破を見せるなど２得点した斉藤は「練習でもなかったので気持ちよかった。駄目なときでも試合に使ってもらえ、成長につながった」と監督に感謝した。