Ｇ大阪、町田に競り勝つ　大宮は大逆転で８強　天皇杯４回戦

後半、ＦＫ弾を決め、イレブンと笑顔でハイタッチするＧ大阪・遠藤（右から２人目）

天皇杯４回戦

（12月15日）
　サッカーの天皇杯は１５日、各地で４回戦が行われ、来季からＪ２のＧ大阪は、こちらも来季からＪＦＬに降格する町田に激しい点の取り合いの末、ＭＦ遠藤のＦＫ弾で３―２と競り勝ち、ベスト８進出を決めた。町田の秋田新監督は初采配を飾れなかった。

　川崎ＦはＦＷ小林悠が２発を決めるなど前半に３点を奪ったが、大宮が猛追し、後半同点に追いつくと、最後はロスタイムでノバコビッチがこの日２得点目を決め、４―３で大逆転勝利に導いた。

　柏は横河武蔵野(東京)に１―０で勝ち、快進撃を続けてきた福島ユナイテッド(福島)は０―５でＪ２千葉に屈した。鹿島は逆転で磐田に３―１で勝ち、それぞれ準々決勝に進んだ。

　横浜は浦和に２―０で快勝、Ｃ大阪は１７歳の高校生ＦＷ南野が先制ゴールを決めるなど清水に４―０で大勝し、８強入りを果たした。

　２３日の準々決勝はＣ大阪―Ｇ大阪、千葉―鹿島、名古屋―横浜Ｍ、大宮―柏となった。