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香川凱旋!俊輔と対決 来年7月実現マンU対マリノス

[ 2012年12月15日 08:08 ]

居残りFK練習をする中村

 サッカーの日本代表MF香川真司(23)らが所属する英プレミアリーグの名門マンチェスターUが、来年7月末に来日。横浜市の日産スタジアムでJリーグの横浜と親善試合を行うことが14日、分かった。

 来夏に計画しているアジアツアーの一環として実現した。香川にとっては今年6月に移籍して以来、マンUの一員としては初凱旋。横浜のMF中村俊輔(34)との日本代表「新旧10番対決」も注目される。

 「赤い悪魔」の異名をとるマンチェスターUは、12~13年シーズン終了後の来年7月にアジアツアーを計画。関係者によると、日本での対戦相手には、Jリーグを過去3度制覇している横浜に正式決定したという。

 香川は6月にドルトムントから加入して以来、マンUのメンバーとして“初来日”。世界屈指の名門のユニホームを着てプレーする香川の雄姿が、日本サッカーファンに初めてお披露目される。

 日本代表は同時期、韓国で開催される東アジア杯に出場。香川は来年6月15~30日、ブラジルで開催されるコンフェデレーションズ杯に出場予定のため、東アジア杯には招集されない見込み。関係者によると、ケガなどのアクシデントがない限り、契約には横浜との試合に出場する条項が盛り込まれているという。

 対戦相手の横浜は、“マンUキラー”のMF中村俊輔が迎え撃つ。中村はセルティック時代の06~07年シーズン、欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグでホームとアウェーの2度にわたってマンUと対戦。いずれの試合でも芸術的FK弾を決めている。チームを1―0勝利に導いた06年11月21日のFK弾は、中村自身がキャリアのベストゴールとして挙げるほど。今回の一戦ではその再現を狙っている。

 中村は長きにわたって背番号「10」を背負って日本代表をけん引。代表引退を表明した10年W杯後はエースナンバーを香川が継承しており、この試合では新旧代表10番対決が実現。2人が同じピッチで相まみえるのは、香川がC大阪に所属した10年4月10日(横浜0―0C大阪)以来2度目となる。

 開催は7月23日または26日が有力で、舞台は日産スタジアムとなる。ナイターで行われ、TBS系列で生中継される予定だ。マンUには香川以外にもイングランド代表FWルーニーら、きら星のごとくスターがそろっており、世紀の一戦が待ち遠しくなってきた。

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