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C大阪“救世主”は17歳 高校生FW南野がエース代役

[ 2012年12月15日 06:00 ]

天皇杯4回戦 C大阪―清水

(12月15日 長居)
 救世主の使命は再び17歳に託された。C大阪は14日、天皇杯4回戦の清水戦(15日、長居)に向けて調整。通常の試合前日はリラックスのためのミニゲームが中心ながら、この日は紅白戦を実施して緊張感を保ったまま最後の練習を終えた。

 右かかとを痛めるエース柿谷はこの日も室内調整に終始し、清水戦の欠場が決定的。代役として先発するのは17歳の現役高校生FW南野だ。すでにリーグ最終戦の川崎戦(1日、長居)でプロ初先発し、1アシストを記録。定評のあった技術や運動量に加え、ハートの強さも証明した。

 「チャンスをつかみたい。最後にタイトルを獲る中に自分もいたいです」と17歳らしからぬ落ち着きぶりを見せた。クルピ監督を筆頭に外国籍選手が全員帰国。主将のDF藤本ら負傷者も抱えるなか、次代を担うホープがチームに勢いを与える。

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2012年12月15日のニュース