大津　移籍後初ゴール！カレンとアベック弾だ

フィテッセ戦の前半、同点ゴールを決めるＶＶＶフェンロの大津祐樹

オランダ・エールディビジ ＶＶＶフェンロ３－１フィテッセ

（12月9日）
　ＶＶＶフェンロのＦＷ大津祐樹が９日、ホーム・フィテッセ戦で移籍後初ゴールを決めた。０―１の前半４０分、カレン・ロバートのパスを受けて左サイドを突破したルイセンのシュートのこぼれ球に反応。ＧＫのはじいたボールを右膝付近で押し込んだ。今夏にボルシアＭＧから移籍して、公式戦出場１０試合目で生まれた一撃。トゥルクの故障を受け、前半３５分から緊急出場して結果を出した。

　今夏のロンドン五輪で３得点を記録。一気にブレークした。注目を浴びる中、オランダに新天地を求めたが、移籍後先発したのは３試合のみ。出場機会が与えられない試合も多かったが「実力で負けているとは思わない。今は我慢の時期」とチャンスを待ち続け、先発奪取を猛アピールした。後半３５分には左サイドから逆サイドにグラウンダーのパスを通して、カレンのゴールを演出。ピッチ内外でさまざまな相談に乗ってもらっている“兄貴分”との“アベック弾”で初ゴールに花を添えた。