川口 9カ月ぶり実戦復帰へ…引退ゴンに誓う「熱い魂を継承したい」

[ 2012年12月8日 11:46 ]

9日の練習試合で9カ月ぶりに実戦復帰するGK川口

 今年3月に右アキレス腱を断裂したJ1磐田のGK川口能活(37)が9日に行われるFC刈谷(東海社会人サッカーリーグ1部)との練習試合(非公開)で実戦復帰する可能性が高まった。年内の公式戦復帰に向けて、大きな一歩を踏み出す。

 磐田の守護神にエンジンがかかってきた。9日の練習試合に出場すれば、3月17日のホーム鳥栖戦以来9カ月ぶりの実戦となる。7日、フィジカルトレーニング中心のメニューをこなした川口は「(森下仁志)監督と(森下申一GK)コーチが決めることだが、ベストを尽くしたい」と意気込んだ。

 4回のW杯を経験した川口は今年3月に右アキレス腱を断裂。史上3人目のJ1通算100完封と史上8人目のJ1通算400試合を達成した矢先だった。リハビリを乗り越えて、11月21日に全体練習に合流した。

 復帰後も予期せぬ事故に見舞われないように、空中戦の接触プレーなどを制限されていたが、3日に医師のゴーサインが出た。「足を気にせずにフルパワーでサッカーができる。長かったが、常に家族が支えてくれた。元気な姿で復活することが恩返し」。待望の実戦復帰が視界に入り、言葉にも熱がこもる。

 4日に元磐田のFW中山雅史(45=札幌)が現役引退を表明した。98年W杯フランス大会、02年W杯日韓大会でも苦楽を共にした間柄。「いくつになっても衰えない向上心はサッカー選手全員が見習うべきもの。中山さんの熱い魂をこれからも継承していきたい」と決意を新たにした。

 当面の目標は15日の天皇杯4回戦・鹿島戦(カシマ)での公式戦復帰だ。「(天皇杯を)視野に入れて、焦らずにじっくり調整したい。静かな闘志を持っている」と笑顔。まだシーズンは終わらない。

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